札幌東区の隠れ家美容室SOLBA HAIRの和漢彩染

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2019/07/30 ブログ

こんにちは。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

お客様のお問い合わせで、

 

カラーをするとカブれるのですが、和漢彩染を試してみたい・・・。

 

 

 

かぶれにも色々原因があるので一概には言えませんが、

 

カラーの後、頭皮以外の場所。

例えば、耳やおでこなども赤くなりカブれてしまう場合。

かなりジアミンアレルギーの可能性が高いと思います。

 

 

再三お伝えしていますが、

和漢彩染はノンジアミンカラーではありません。

 

従来のカラーと比べるとジアミンの量が少ないというだけで、入っていないわけではありません。

 

 

 

なので、アレルギーの発症リスクは抑えられますが、

発症してしまっている方には使用出来ません。

 

 

 

ただ、カブれてしまうと言っても、それがジアミンによる物なのか、化学反応に皮膚が負けてしまっているのか・・・。

判断するのは難しいです。

 

 

 

あくまでも経験上ですが、

頭皮のみ。つまりカラーが塗布された場所のみ異常が出る場合は皮膚が負けてしまっているもので、

 

 

カラーを塗布していない、耳やおでこに反応が出てしまう場合はアレルギーの可能性が高いと思います。

 

※あくまでも個人の見解です。不安な方は検査をおすすめします。

 

 

 

今回の問い合わせの場合は、耳にも影響が出ているということでしたので、

和漢彩染での施術はお断りさせていただきました。

 

 

今まではそのくらいですんでいても、いつ反応が強く出るかは僕たちにもお医者さんにもわかりません。

 

 

そして、ジアミンが少量ならとか、皮膚に付けないように塗布すればとかの問題ではありません。

 

 

 

世の中にはノンジアミンカラーもあります。

 

当店にも一種類ですが、取り扱いはありますが、

やはり染料としての力が弱く白髪も浮きますし、色落ちも早いです。

 

 

もともと皮膚が弱くてたまたま和漢彩染でも痒みが残ってしまうことがあった。

的な方ように置いてあるもので、

ノンジアミンカラーを主に施術しているわけではありません。

 

 

 

和漢彩染の特性上、微量だとおもいますが、

染めに使う粉が舞っている可能性もあるので、発症している可能性の方はご遠慮いただきました。

 

 

 

正直、個人の考えでは、同じお店でアレルギーの方向けにとノンジアミンカラーを扱ったとしても、

ジアミンカラーとの共存は難しいのではないかと考えます。

 

 

 

それこそ爆発物を扱うような気持ちでやらなければ、

ノンジアミンだから大丈夫!と思って来ていただいたお客様を裏切る結果になるような気がします。

 

 

 

カラーを作る場所、お客様に使うタオル・洗濯機・刷毛・カップ・マドラー・クロス・ネッククッション・・・。触れる可能性のあるものすべてをノンジアミンカラー専用にしなければほんとうの意味でノンジアミンカラーにならないと思っています。

下手したら美容師の手自体がもう駄目かもしれません。シャンプーしてますからね。

 

 

特に和漢彩染のような粉を使う場合はほぼ不可能かと。

2店舗あって、内1店舗を専門店にすれば可能でしょうが。

 

 

 

 

正直、悩みを抱える方の助けになりたいと思っています。

思っていますが、和漢彩染をやめてノンジアミンカラーにするつもりはありません。

 

 

 

すべての方の悩みを解決する。なんて言うのは美容師のエゴだと思います。

 

今の時代、何かを売りにした美容室が増えていると思います。

 

一昔前みたいにトータルビューティーサロン的なのは減っているように思うんですね。

 

 

なので、ノンジアミンカラーしか取り扱いのない美容室もあると思います。(あるのかは知りません。すいませんが)

 

 

 

その美容室であれば、すくなくとも僕たちよりはジアミンに最後に触れたのは前だと思いますし、

お店の中、備品、などジアミンがついていないはずなので安心して施術してもらえるのではないかと思います。

 

 

 

 

今回のお客様はお断りする事になってしまい、申し訳なかったのですが、

お客様に苦しい思いはしてほしくないので他店でノンジアミンしか使っていない所を探していただくというかたちをとらせていただきました。

 

 

 

 

もう少し早く出会えていれば、和漢彩染で発症を遅らせることはできたのかな・・・。と思ってしまいます。

 

 

 

ノンジアミンカラーがあると言っても

正直、まだまだ染まりがあまい、色の保持が弱いなど弱点も多いです。

 

長く白髪染めを楽しむ?楽しくはないかもしれませんが、続けるためにも

従来のカラーはやめて

 

和漢彩染。

 

に移行しましょう。

 

 

 

 

 

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